うつ病と躁うつ病の違いについて

うつ病と躁うつ病は何が違うのか?

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うつ病にも色んなタイプが存在しています。中でも有名なのは、いわゆるうつ病(大うつ病)と躁うつ病でしょう。大うつ病は、従来からうつ病と呼ばれていたものです。世間一般の人がイメージするものと同じものと考えて問題ないでしょう。

これに対して、躁鬱病は別名「双極性障害」とも呼ばれています。これは、うつ状態と躁状態(鬱状態の反対の症状)両方の傾向を持っている病気です。それぞれについて軽く紹介をした後、両者の異同について説明をしていきましょう。

大うつ病とは?


強い抑鬱状態(無気力・虚無感の継続)が続く病気を一般に「うつ病」と呼んでいます。専門的には、「大うつ病(単極性うつ病)」と称されます。

「大」とは、症状が他のタイプと比べて特別重いという意味ではありません。うつの中でも主要なタイプという意味にすぎないので注意をしましょう。このサイトで単に「うつ病」と言った場合には、このタイプを念頭に置いています。

躁うつ病とは?


躁鬱病(そううつびょう)とは、強い憂鬱状態と躁状態、双方の症状がみられる場合です。うつ病の一種に分類されています。入院が必要な1型と通院の治療で問題がない2型の2つが存在しています。躁状態または混合状態が確認されると1型と診断が下されます。軽躁状態とうつ状態のみが確認される場合には2型です。

「躁状態」の診断基準は以下の7点。この症状が3〜4個発症し、1週間以上継続して生活に問題が生じた場合に、躁状態と診断が下ります。

  1. プライドが極端に高くなる(自分ならできると思い込む)
  2. 眠くならない(眠らないでも元気)
  3. 一日中話し続け、いろんな人に電話をかける(多弁)
  4. いろんな考えが浮かんでは消えていく(話題が次々に変わる)
  5. 注意力が散漫になり、落ち着きがない
  6. 積極的に行動しようとする・破壊的な行動をする
  7. 浪費など欲望のままに行動する

うつ状態と躁状態が同時に現れている場合(行動的なのに気持ちは落ち込んでいる)、「混合状態」といわれます。この状態は自殺のリスクが非常に高いといわれています。躁状態に該当するほどではないにせよ、大きな支障が出ていない場合を「軽躁状態」と呼びます。

両者の異同


以上の説明で分かったかもしれませんが、躁鬱病にせようつ病にせよ、「強い抑鬱状態」は存在しています。これに加えて躁の傾向がある場合が、躁うつ病なのです。

何事もやるきが起きない大うつ病とくらべると、躁鬱は行動的。このため社会でトラブルを多く招いてしまいます。また、混合状態になると衝動的に自殺してしまうリスクが高まります。特に注意しなければならない症状です。

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