うつ病になったら労災認定をしてもらおう

労災認定にはメリットが多い

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うつ病は、本人の気質などだけが原因で起きるわけではありません。多くの場合には、周りの環境などが影響しています。中高年の場合、職場・仕事などのストレスが原因となってうつ病になってしまう方が非常に多いと言われています。

一定の条件を満たせば、労災の認定をしてもらうことができます。労災認定が下りると様々なメリットを受けることができます。自分で認定申請をしていくのは難しいでしょうから、家族などにサポートしてもらいつつ、社労士などの専門家を頼るようにしましょう。

労災認定の条件


うつ病など精神障害について労災を認めてもらうためには、一定の基準・条件を満たしておく必要があります。これまで労災認定がされるまでに8〜9か月程度の期間がかかっていました。具体的な条件についても明記してありませんでした。

そのため、うつ病で認定をもらうのはかなり難しかったのです。しかし、平成23年12月に認定基準が改正されました。これにより、認定までの期間が半年ほどまで短縮され、いろんな条件が明確化されました。

新しい認定基準は、以下の3つの基準すべてを満たせば認定がおりるようになっています。

1.対象の病気を発症

うつ病・躁うつ病などは対象になっています。

2.発病前6か月程度の間に、業務による強い精神的な負担が認められること

心理的な負荷については具体的な基準が明記されました。月に160時間の時間外労働をした場合には、「極度の長時間労働」と認められます。

セクハラやいじめなど長期的な問題があった場合、6か月以上前までさかのぼって評価対象となります。既に発症していた場合でも、業務上の負荷が原因で悪化したことが明らかな場合には認められます。

3.業務以外の要因で発症したとは認められないこと
業務と関係ない事がうつ病発症の原因になっていないこと。

労災認定のメリット・デメリット


<メリット>

  • 治療費を一切自己負担しなくてよくなる
  • 休業補償として給料の80%をもらうことができるようになる
  • 症状が回復するまで期間を気にせず治療ができる
  • 解雇の制限がつく(休業中・復職後30日間は解雇できない)

<デメリット>

  • 会社と対立してしまう可能性
  • 認定までにある程度の期間が必要
  • 心理的な負担となることも

認定申請をしてもらう


認定基準が緩くなったとはいえ、個人が会社を相手に主張をしていくのはなかなか難しいでしょう。うつ病の治療でそれどころではないということも多いはずです。ですから、家族などに協力してもらい、社会保険労務士・弁護士などの専門家に依頼をするようにしましょう。

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