うつ病治療における薬物療法について

薬物療法はうつ病治療のメインである

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精神科でうつ病治療を受ける場合、メインとなってくるのは薬物療法です。うつ病を治す方法は、十分な休養と薬物療法を行っていくことが中心となります。休息をとってエネルギーを回復させながら、薬で症状を取り除いていくことが大事なのです。

自然回復と比べると、薬を使った治療は比較的早く効果が上がります。医師の指示の元、適切に治療を行っていくことが重要です。このページでは、薬の種類なども簡単に紹介していきます。

薬物療法の効果


精神薬には、うつ病の症状を抑える効果があります。とはいえ、普通の薬とは異なり薬の効果が実際に出始めるまでに多少の期間がかかってしまいます。服用をはじめてから2〜3週間程度の期間が必要なのです。

じっくりと焦らずに治療を続けていくようにしましょう。薬を有効に使っていくことで、再発の予防も図ることができます。認知療法などを組み合わせることで、より効果を高めていくことができますので、総合的に治療していくといいでしょう。(『認知行動療法』のページもご覧ください。)

薬の服用の注意


どんな薬にも言えることですが、薬は副作用もありますのできちんと医師の指示に従った服用をしていくことが重要です。急にやめると再燃・再発することもありますし、離脱症状がでる場合も報告されています。比較的強い薬が多いので、飲み合わせなどにも注意をしなければなりません。服薬中は、基本的にアルコールも飲まないようにしましょう。

薬の種類は大きく分けて4種類


うつ病の薬物療法には、主に抗うつ剤が用いられています。抗うつ剤の種類は大きく分けると4種類のものがあります。

1.SSRI

選択的セロトニン再取込阻害薬です。「セロトニン」という神経伝達物質だけを増加させる働きをもっています。日本では、第一の選択肢となっているメジャーな薬です。他の抗うつ薬と比べて、効果が高い割に副作用が少ないと言われています。

2.SNRI

セロトニン・ノルアドレナリン再取込阻害薬です。セロトニンだけでなく、「ノルアドレナリン」にも働きかけて量を増加させます。2つの物質を増やすから、SSRIよりも効果が高いといわれることもありますが、実証はされていません。4種類の薬の中では、SSRIの次に副作用が少なく使いやすい薬です。ただ、前立腺肥大症を持っている人には使うことができません。

3.三環系抗鬱薬

抗鬱剤として一番最初に生み出された薬です。効果が非常に強いので、症状の強い患者に処方されることが今でもあります。ただ、副作用もかなり強いので注意が必要です。

4.四環系抗鬱剤

3と同じく、選択性がなく色んな神経伝達物質に影響を与えます。3ほどではありませんが、強い副作用があります。

不安障害などを併発している場合や、躁鬱病などの場合には他の薬を使うこともあります。詳しくはかかりつけの医師に相談・質問するようにしましょう。

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