うつ病の方は太陽の光を浴びましょう

太陽の光を浴びるとセロトニンが分泌される

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うつ病というと、心の病気というイメージがあるでしょう。確かに、心に障害が出てしまうという意味ではあっているのですが、「心の強さ」はうつ病とは関係がありません。最近の研究では、うつ発症の直接のメカニズムは意欲を司る脳内物質の不足に関係があると分かってきました。

特に心を整える働きをしている「セロトニン」の不足は、うつ病の原因となっていることがわかっています。この物質の分泌を増やすためには、日光浴をするのが良いと言われています。

うつのメカニズムとセロトニン


うつ病のメカニズムはまだ正確には分かっていない部分も多く存在しています。しかし、心の弱さは関係ないことと、脳内の神経伝達物質の不足が関係あることは明らかになっています。

脳は、神経の塊です。神経と神経の間の通信は、神経伝達物質によってなされています。感情などを制御している脳内物質が不足してしまうと、精神に不調が出てしまいます。これがうつの大雑把なメカニズムです。

うつ病で不足する物質は、「セロトニン」・「ノルアドレナリン」です。特に、セロトニンは感情をコントロールするために必須となる不可欠の物質です。この分泌が少なくなってしまうと、感情の調整がうまくいかず、感情の起伏が非常に乏しくなってしまうのです。

セロトニン不足の原因


どうしてセロトニンが不足するのでしょうか。この部分については、明らかな仕組みは明らかになっていません。DNAなど体質が関係するという研究結果もあります。しかし、大きな要因となっているのは、生活習慣です。

生活のリズムが崩れ、日光に当たらないような現代型の生活を続けてしまうと、セロトニンを分泌する働きが弱くなってしまいます。特に、太陽光はセロトニン分泌と大きな関係があることが分かっています。

実際、太陽光がほとんど射さない冬の北欧では、季節性のうつ病が数多く報告されています。うつ病を改善したい場合には、太陽の光を意識的に浴びるようにすることが重要となってくるのです。

日光浴の方法


太陽の光のうち、特に朝日は人間の生活リズム(体内時計)をリセットするために重要な働きをしています。朝の光は必ず浴びるようにしましょう。乱れていた生活もだんだん直ってくるはずです。最低10分程度は、太陽光を浴びるようにしたいところですね。

この他、休日や休憩中など積極的に日光を取り入れるようにしていきたいものです。軽い抑うつ状態だけの場合には、日光浴だけで症状が回復したという報告もあります。

※リズム運動や腸内環境の改善でもセロトニンは増やすことができます。詳しくは、セロトニンを増やす方法を参照ください。

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